カスタマイズ可能なClickUpの機能
ClickUpマニュアル|タスクタイプ、ビュー、ClickApps、権限などのClickUp機能をカスタマイズする方法を説明します。
ClickUpマニュアル|タスクタイプ、ビュー、ClickApps、権限などのClickUp機能をカスタマイズする方法を説明します。
ClickUpは柔軟にカスタマイズ可能なプラットフォームです。これらの機能をあなたとあなたのチームのために利用する方法を学びましょう。
注
次の機能の一部にはプランベースの制限があります。完全な情報については、各プランの機能の比較をご覧ください。これらの機能の多くは、管理者または所有者が設定し、編集および使うための特定の権限を必要とします。
ClickUpには2.0と3.0の2つのバージョンがあります。
この記事では両方のバージョンについて説明します。新しいバージョンのアップグレードと改善点について詳しくは、記事「ClickUp 3.0の紹介」をご覧ください。
カスタムタスクタイプ(Custom Task types)は、タスクを使いさまざまなタイプの作業を表現できるClickUp 3.0の機能です。例えばクライアント、イベント、在庫アイテムなどです。
ビューを使って、プロジェクトに合った方法でチームのタスクを表示します。
ビューが適用される場所によって、表示されるタスクが決まります。単一のリストにビューを追加すると、そのリスト内のタスクのみが表示されます。ビューをフォルダーやスペースに追加すると、その場所にある全リスト内の全タスクが表示されます。
ビューを追加できる階層の場所は次の通りです。
Everything:ここでワークスペース内の全タスクを表示するビューを作れます。組織全体のパフォーマンスを追跡する必要がある経営幹部に最適です。Whiホワイトボードやドキュメントなどのページビューをここで共有することもできるので、ワークスペース全体のチームが情報にアクセスできるようになります。
注:
フォームビュー以外のビューをEverythingレベルに追加できます。
Space、Folder、List:スペースやフォルダーやリストにビューを作成すると、その場所にある全タスクを表示します。チームまたは部門のプロセスの監督を担当するマネージャーに最適です。
ビューには次の2種類があります。
Taskビュー:ガントチャートなど、特定の方法でタスクを整理するビューを作成できます。このビューから、グループ化、並べ替え、フィルター処理を行うことで、特定のタスクを簡単に見つけることができます。
Pageビュー:タスクの横にフォームやドキュメントの追加リソースを表示します。
全てのビューはタスクのすぐ上にあるViews Barに固定でき、プライベートまたはパブリックにすることができます。
リストビューとボードビューは、デフォルトでは、Everything、Space、Folder、Listレベルで作成されます。どのレベルでもリストビューのみが必要です。
ボードビューをオプションにする方法と、必要に応じて他のビューを設定する方法を学びましょう。別のビューをデフォルトとして設定することもできます。
Listビュー:割り当てられたタスクの管理と優先順位付けに最適です。
各タスクをリスト内で視覚化し、担当者やステータスなどで並べ替えることができます。
Boardビュー:アジャイルチームにとって頼りになるビューです。
各タスクをボード上のカードとして視覚化し、各列をカスタムステータスワークフローのステージとして視覚化します。ドラッグアンドドロップで、タスクを開始から終了まで各ステータス間で簡単に移動できます。
Docsビュー:Everything、Space、Folder、またはListにビューを追加して、Docsを関連タスクと並べて保管します。
Docsを使って、1ページのプロジェクト計画またはSOPを作成します。ページとサブページを使ってWikiを作成します。
Whitboardビュー:ビューをEverything、Space、Folder、またはListに追加して、Whiteboardを関連タスクのすぐ隣に配置します。
Whiteboardは、共同作業やアイデアを生み出すための創造的なスペースです。タスクを含む内部コンテンツと外部コンテンツを追加します。
Timelineビュー:線形のビューを使って、チームのロードマップを視覚化できます。
Formビュー:フォームを使って、バグレポートや製品リクエストなどの情報を組織の他のメンバーから収集できます。FormビューをViews Barに固定して、タスクの作成を効率化できます。
Gantt:プロジェクトマネージャーに人気があります。自分の仕事を最初から最後までタイムライン上の概要として表示して、期限を管理し、タスク間の重複を認識できます。
Calendar:時間依存の重要なイベントやマイルストーンを一目で確認するのに最適です。カレンダー形式でタスクとリソースを計画、スケジュール、管理します。このビューをGoogleカレンダーと同期することもできます。
Views Barはタスクの上にあります。
現在の場所に追加および固定されているビューが表示されるので、ビュー間ですばやくクリックできます。ここからビューの追加、アクセス、フィルタリング、並べ替えを行うこともできます。
LocationヘッダーはClickUp 3.0の機能です。Locationヘッダーにより、ワークスペース内の任意の場所をより詳細に制御できるようになります。
ClickAppsを使うと、ClickUpが非常にカスタマイズしやすくなります。ClickAppsは、有効または無効にできる小さなアプリです。ワークフローを強化するものだけを選択してください。一部のClickAppsはワークスペース全体に適用されます。その他は、個々のSpacesに対して有効にすることができます。
ここでは、人気のあるClickAppsをいくつか紹介します。
Automations:手動の繰り返し作業を減らして時間を節約し、生産性を向上させます。AutomationsはClickAppを使ってトリガーを設定し、ステータスに変化があった場合の新しい期日の設定など、タスク内の定期的なアクションを自動化します。
Custom Fields:数式、ドロップダウン、自動進行状況バーなどのフィールドをワークスペース階層内の任意の場所に追加することで、一貫性を確保します。Custom Fieldsは、追加された場所にある全タスクに自動的に含まれます。
Multiple Assignees:タスクを複数の人に割り当てます。これを無効にすると、タスクを1人のユーザーにのみ割り当てることができます。
Priority:緊急、高、通常、低のラベルが付いた色付きのフラグを使って、タスクを重要度によって分類します。
Sprints:特にソフトウェアチームのために作成されました。スプリント固有のフォルダーとリストをワークスペース全体または個々のスペースに追加します。
Businessプラン以上では、Sprint Points、Sprint Automations、およびSprint cardも設定できます。
Show status progress:3.0専用のClickApp。直線的なワークフローの管理に最適です。Taskのステータスの進行状況が円グラフにパーセンテージで表示されます。
Tags:カラフルなカスタムタグをCreate、任意の場所からタスクに適用します。タグはSpaceレベルで追加されるため、タグを使ってフィルタリングしたり、他の方法でグループ化されていない関連タスクをすばやく識別したりできます。
Time Tracking:時間を自動または手動で追跡します。タイムエントリーデータをダッシュボード機能と統合して、詳細なレポートを作成します。
Incomplete Warning:チームが未完了のタスクを閉じようとすると警告します。
Dependency Warning:別のタスクが完了するのを待っているタスクをチームが閉じようとすると警告します。
デフォルトのステータスグループには、Active、Done、Closedの3つがあります。Not Startedは、所有者または管理者が有効にできる4番目のグループです。
ワークスペースには、Kanban、Marketing、Scrumなど、さまざまなユースケースに対応したStatus Templatesがあります。既存のステータステンプレートの名前と色を変更することも、独自のステータステンプレートを作成することもできます。例えば、Waiting on、Planned、またはワークフローを最もよく表すものなど、色分けされたカスタムのステータスを作成できます。
共有を使って、ワークスペース内の誰に何を表示するかを制御します。アイテムと場所をワークスペース内の全員に公開したり、非公開にして共有する相手を選択したりできます。
ワークスペース内の他のユーザーと何かを共有できます。また、誰かと何かを共有し、同時にその人を自分のワークスペースに招待することもできます。
パブリックリンクを使って、ワークスペース外のユーザーとタスク、ビュー、ドキュメントを共有できます。
チームは、作成、@メンション、タスクの割り当て、アイテムの共有ができるユーザーグループです。
標準的なアクセス許可レベルは4つあります。
View only:読み取り専用アクセス。
Comment:コメントを追加したり、コメントに返信したりできます。
Edit:変更を加えて他のユーザーと共有できます。削除できません。
Full:作成、編集、共有、削除ができます。
カスタム権限が、Business PlusとEnterpriseプランで利用できます。
Template Centerは、既製のテンプレートと、あなたや組織内の人々が作成したテンプレートの両方のライブラリーです。Template Centerでは、次のアイテムのテンプレートを作成して使用できます。
View
ステータス、eメール、Automationsのテンプレートを作成することもできます。さらに多くのテンプレートは、当社ウェブサイトのClickUp Templatesページで入手できます。
カスタマイズ可能なClickUp 2.0機能をカバーするこれらの追加リソースを必ず参照してください。
ClickUp University
ClickUp Universityは、スキルをレベルアップして生産性を向上させ、時間を節約する場所です。
このコースは全ClickUpユーザーが利用でき、ビデオ、図、クイズが含まれています。
ClickUp Universityホームページで[Sign In]をクリックして登録してください。
「管理者向けのワークスペースSettingsを構成する」コースで、これらの機能の実際の動作を確認してください。
「ビューの概要」コースを受講して、チームの作業を視覚化するのに最適なビューの種類を学びます。
ClickUp Universityライブ インタラクティブで協力的な体験がお好きですか?ClickUpの専門家が指導する実践的なワークショップであるClickUp Foundationsを始めましょう!
Locationヘッダーを展開して、Spaces、Folders、およびListsの設定を構成します。
SpaceとFolderとListのレベルでステータスを作成してください。ワークフロー全体でタスクのステータスを設定できるため、進捗状況が一目で分かります。
場所やアイテムを個々のユーザーやチームと共有する場合、権限を設定して、そのユーザーが実行できる内容を制御できます。