Segmentの統合(レガシー)

Optimizelyマニュアル|顧客データとイベントをOptimizely Data Platformにインポートするためのレガシーセグメント統合ガイド。

注記

これはレガシー統合です。 新しい Twilio Segmentのパススルー統合については、 「Twilio Segmentの統合」を参照してください

Optimizely Data Platform (ODP) とSegmentの統合により、Segmentで収集されたイベントやその他の顧客データを ODP にインポートできます。

Segmentの構成

ODP Segment統合を有効にします。

  1. [Account設定] > [統合] > [Segment]に移動します。

  2. [Segmentを有効にする]をオンに切り替えます。

  3. [サインイン]を選択し、Segmentのプロンプトに従います。

注記

ブラウザに広告ブロックまたはコンテンツブロック ソフトウェアがインストールされている場合は、「サインイン」のオプションが表示されない場合があります。 表示されない場合は、ブロック技術をオフにしてページを更新してください。

データ詳細

ODP は、Segment.io の次のイベント タイプと各イベント タイプに関連付けられた標準フィールドを使用して、対応する ODP イベントを自動的に作成します。

以下の表は、Segment.io の共通フィールドと、ODP イベントの対応するフィールドの概要を示しています。

識別する

Identify は、Segment anonymousIdを使用して匿名ユーザーを追跡します。 ユーザーが電子メール アドレスまたは別の顧客 ID で識別されるとすぐに、Segment はこのデータ セットを匿名のアクティビティと自動的にマージします。 ODP は同じアプローチを使用しており、Segment統合によりこれら 2 つのデータ セットが統合されます。

Segmentには、識別イベント用の次の標準フィールドもあり、ODP はそれらを対応するフィールドにマップします。

ODP は、Segmentの識別イベントで見つかった他のフィールドをカスタム フィールドとして適用します。

追跡

Segment トラック イベントとプロパティを処理できます。 さらに、ODP は次の特別なセマンティック イベントを実装しています。その構造はSegmentのサイトで確認できます。

これらのセマンティック イベントは、標準の ODP イベントにある特定の ODP event_typeとアクションのペアに対応します。 以下は、各Segmentのセマンティック イベントから ODP のイベント タイプとアクションまでを詳細に示した表です。

リストにないイベントを追跡する

Segment イベントが提供されたセマンティクスのいずれにも適合しない場合、ODP はイベントを次のようにマップします。

  • イベントタイプ:「トラック」

  • アクション: 「あなたのイベント」

ODP イベント タイプの順序に対応するSegment イベントには、ODP フィールドに対応する特別なプロパティがあります。

注文イベントのプロパティには、各製品のフィールドがリストされる場合もあります。 以下は、注文のSegment製品プロパティと対応する ODP フィールドのリストです。

注文品目小計

Segmentには、特定の注文の品目ごとに小計を表示するフィールドがありません。 ODP は、このフィールドをorder_item.price * order_item.quantityとして計算します。

ページ/画面

Segment ページ イベントは、 ODP ではページビュー イベント タイプとして表示されます。 以下は、ページ イベントの標準Segment フィールドと対応する ODP フィールドのリストです。

Eメール

すべてのSegment イベントの標準フィールドは、電子メール イベントの ODP フィールドにマップされます。

すでに電子メール サービス プロバイダー (ESP) を直接統合している場合は、電子メールのセマンティック イベントは ESP から直接キャプチャされるため、送信する必要はありません。

カスタムフィールドのサポート

ODP はSegment イベントのカスタム フィールドをサポートします。 カスタム フィールドは、特定のSegment イベントの特性オブジェクトまたはプロパティ オブジェクトに配置する必要があります。

例: Segment.io イベント (プロパティ オブジェクトの「myCustomField」キーに注意してください)

{

"anonymousId": "23adfd82-aa0f-45a7-a756-24f2a7a4c895",

"context": {

"library": {

"name": "analytics.js",

"version": "2.11.1"

},

"page": {

"path": "/academy/",

"referrer": "",

"search": "",

"title": "Analytics Academy",

"url": "https://segment.com/academy/"

},

"userAgent": "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_11_0) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/46.0.2490.86 Safari/537.36",

"ip": "108.0.78.21"

},

"event": "Course Clicked",

"integrations": {},

"messageId": "ajs-f8ca1e4de5024d9430b3928bd8ac6b96",

"properties": {

"title": "Intro to Analytics",

"myCustomField": "my_custom_field_value"

},

"receivedAt": "2015-12-12T19:11:01.266Z",

"sentAt": "2015-12-12T19:11:01.169Z",

"timestamp": "2015-12-12T19:11:01.249Z",

"type": "track",

"userId": "AiUGstSDIg",

"originalTimestamp": "2015-12-12T19:11:01.152Z"

}