Salesforce Marketing Cloud Campaign Data Syncの統合

Optimizelyマニュアル|Salesforce Marketing Cloudの電子メールキャンペーン データをOptimizely Data Platformと同期して、顧客の洞察を強化する方法を説明します。

Salesforce Marketing Cloud (SFMC) の電子メール キャンペーン データを Optimizely Data Platform (ODP) に同期して、顧客プロファイルを強化し、セグメンテーション、AI、レポートを強化します。

SFMC での統合の構成

FTPユーザーを作成する

SFMC アカウントで

  1. ユーザー名のドロップダウン リストを展開し、 [セットアップ]を選択します

  2. [データ管理] > [FTP アカウント]に移動します。

  3. 「ユーザーの作成」をクリックします。 注記 FTP ユーザー名をメモしておいてください。後で必要になります。

  4. 電子メール アドレスのデフォルトは、SFMC アカウントに使用するアドレスです。 必要に応じて、別の電子メールを入力できます。

  5. パスワードを入力し、そのパスワードを「パスワードの繰り返し」フィールドで確認します。 注記 後で必要になるので、パスワードをメモしておいてください。

  6. [ユーザー権限]で、 [読み取り専用]が選択されていることを確認します。

  7. [許可リスト IP]フィールドに次の地域の IP アドレスを入力し、それぞれの後に[追加]をクリックします。

    • 米国– 34.237.255.156、3.217.239.28、3.221.234.17

    • EU – 176.34.174.196、108.129.67.69、54.228.188.40

    • オーストラリア– 13.211.220.224、13.238.6.193、52.65.240.0

  8. 「次へ」をクリックします。

  9. [認証オプション]で、 [パスワード]が選択されていることを確認します。

  10. 「保存」をクリックします。

次に、FTP ユーザーのパスワードが期限切れに設定されていないことを確認します。

  1. [セキュリティ] > [セキュリティ設定]に移動します。

  2. [パスワードの有効期限から FTP ユーザーを除外する]フィールドが[いいえ]に設定されている場合は、 [編集]をクリックし、そのチェックボックスをオンにして、 [保存]をクリックします

インストール済みパッケージを作成する

SFMC アカウントで

  1. ユーザー名のドロップダウン リストを展開し、 [セットアップ]を選択します

  2. [アプリ] > [インストールされているパッケージ]に移動します。

  3. 「新規」をクリックします。

  4. 名前「ODP Email Data Sync」と入力し、 「保存」をクリックします

  5. [コンポーネント]で、 [コンポーネントの追加]をクリックします

  6. 「API 統合」を選択し、 「次へ」をクリックします

  7. 統合タイプとして[サーバー間]を選択し、 [次へ]をクリックします

  8. [スコープ]ページで、次の選択を行います。

    • チャンネル > 電子メール– 読む

    • プロビジョニング > アカウント– 読み取り

    • 連絡先 > 対象者– 読む

    • 「連絡先」>「連絡先とビジネスユニットのマッピング」 – 表示

    • 連絡先 > リストと購読者– 読む

    • ハブ > キャンペーン– 読む

    • データ > 追跡イベント- 読み取り

  9. 「保存」をクリックします。

  10. [アクセス]タブで、アプリが ODP アカウントの対象とするビジネス ユニットを有効にします。

  11. 「保存」をクリックします。

ODP での統合を有効にする

ODP アカウントで

  1. App ディレクトリに移動します。

  2. Salesforce Marketing Cloud キャンペーンデータ同期アプリを選択します。

  3. [アプリのインストール]をクリックします。

  4. 「設定」タブをクリックします。

  5. 次のフィールドに入力します。

    • サブドメイン– SFMC からの認証ベース URIを入力します (ステップ 12を参照)。

    • クライアント ID – SFMC からのクライアント IDを入力します (ステップ 12を参照)。

    • クライアント シークレット– SFMC からクライアント シークレットを入力します (ステップ 12を参照)。

    • AccountID – SFMC で、アカウント名のドロップダウン リストを展開します。 アカウント ID は、アカウント名の後に表示される番号です (ステップ 12を参照)。

    • ビジネス ユニット– SFMC から希望のビジネス ユニットを選択します。

  6. SFMC FTPユーザー名パスワードを入力します( 「FTP ユーザーの作成」セクションから)。 注記 ポートはデフォルト値の22のままにしておきます。

  7. 「確認」をクリックし、 「保存」をクリックします

注記

データ同期はリアルタイムではないため、SFMC から ODP へのデータ同期には遅延が発生することが予想されます。

(オプション) 履歴同期を構成する

過去の電子メール エンゲージメント データを同期する場合:

  1. 「履歴同期」セクションを展開します。

  2. 必要に応じて、開始日と終了日のフィールドに入力します。

  3. [同期の開始]をクリックします。

ODP で SFMC データを表示する

ODP の顧客プロファイルで SFMC キャンペーン データを表示できるようになりました。 SFMC 電子メール アクティビティが既存の電子メール アドレスを使用して ODP と同期する場合、データは対応する顧客プロファイルに追加されます。

これらのイベントは、チャーンの防止と注文の可能性を考慮して ODP データ サイエンスに組み込まれます。 これらはセグメンテーションやレポートでも利用できます。