ODPとGoogle Analyticsの間でのトレンドの一致

Optimizelyマニュアル|データ処理の違いにもかかわらず、Optimizely Data PlatformとGoogle Analyticsの間で傾向を調整する方法を説明します。

Optimizely Data Platform (ODP) と Google Analytics では情報の取得と処理が異なるため、指標を一致させるのではなく、2 つのプラットフォーム間の傾向を一致させます。

不一致の原因

2 つのプラットフォームの傾向を分析したときに予期しない結果が得られた場合は、いくつかの要因が違いの原因となっている可能性があります。

帰属方法

ODP アトリビューションは、電子メールの開封と電子メールのクリックに基づいています。 Google Analytics は、ODP メールがいつ開封されたかを確認できず、アトリビューションのためにクリックスルー情報に依存しています。クリックが発生しないか、クリックされた URL に適切な UTM 情報が存在しない場合、収益帰属は異なります。

ODP は、URL に存在する UTM を読み取ると、送信されたすべてのイベントの値を Cookie を使用して少なくとも 60 日間キャッシュします。 Cookie は直接セッションを介して保持され、他のソースによって保存された値が上書きされる可能性があります。

データ更新時間

ODP と Google Analytics は同じペースで更新されないため、少なくとも 24 時間前のレポート期間を比較して、比較可能なすべてのデータが両方のプラットフォームで収集および処理されていることを確認してください。

顧客の識別

ODP は既知の顧客と匿名の訪問者の ID をデバイス間で結合しますが、Google Analytics はそうではありません。その結果、Google Analytics が「新規」顧客または訪問者を識別しても、ODP が別のデバイスからそれらを認識して「再訪問」としてマークするという状況が発生します。

コードの配置

ODP と Google Analytics は別のトラッキング コードに依存します。ページ上のこれらのコードの配置に基づいて、あるコードはイベントを読み込んで登録できますが、別のコードはそれができません。

たとえば、ODP コードがページの上部に配置されている場合、顧客がページを離れる前に読み込まれる可能性がありますが、ページの下部に設定されている Google Analytics コードは読み込まれない可能性があります。